犬をトリミングする時の料金はいくら程度?サロンに連れて行く際の注意点もチェック!

トリミングはペットがストレスなく毎日を過ごすために欠かせません。そのため、ペットを飼う場合はトリミングサロンに連れて行くためにかかる費用も考えたうえで飼うべきと言えるでしょう。また、トリミングサロンを利用する場合は注意しなければいけない点もいくつかあります。そこで、この記事ではトリミングをするのにかかる料金や注意点などを紹介します。

 

トリミングすべき犬種としなくて良い犬種がある!

犬の毛の生え方には、ダブルコートとシングルコートの2種類があります。ダブルコートとは季節の変化に応じて毛の量を自ら調節し、体温調整を行う犬種であり、コーギーや柴犬などがダブルコートに当てはまります。このような犬種は暑くなる夏に向けて毛が勝手に抜け、寒くなる冬に備えて毛を伸ばすことができるので、トリミングサロンに連れて行く必要は基本的にありません。

 

それに対して、シングルコートはダブルコートとは違って自分で毛の量を調節することができないため、多少の抜け毛はあるものの基本的に毛が伸びたままになってしまいます。そのため、シングルコートの犬種を飼っている場合は定期的にトリミングサロンに連れて行ってあげましょう。シングルコートの犬種にはプードルやマルチーズなどが挙げられます。シングルコートの犬は基本的に抜け毛が少なくて掃除の手間が少ないことから、室内飼いに向いていると良く言われるのは大体シングルコートです。
毛が伸びるペースも比較的早く、できれば毎月、最低でも2ヶ月に1回はトリミングサロンに連れて行き、カットをしてもらいましょう。

 

ダブルコートの犬の毛はオーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)の2層構造となっており、どちらも1つの毛穴から生えています。オーバーコートは太くて硬質、アンダーコートは細くて軟質という特徴があり、1つの毛穴から2種類の毛が生えている場合はダブルコートです。
それに対してシングルコートの犬はアンダーコートが生えてきません。このように毛の生え方でダブルコートかシングルコートか見分けることができるので、自分が飼っている犬がどちらかわからない場合は毛質をチェックしましょう。

 

トリミングの料金相場はどれくらい?

基本的にトリミングサロンではシャンプー・リンスをして、ブローを終えた後に耳掃除や爪切りなどといったグルーミングを行ってからカットをして施術終了となります。ただ、この施術の流れはかなりサービスが手厚いサロンであり、料金が高くついてしまう可能性があります。そんな時のために単品メニューを取り扱っているサロンも多く、料金を安く抑えたいなら家でシャンプーや爪切りを済ませたうえでサロンに行ってカットを依頼するのが良いでしょう。

 

トリミングサロンの料金は犬のサイズによって変動するのが一般的であり、小型犬だと6,000~8,000円、中型犬だと8,000~10,000円、大型犬だと10,000~12,000円程度と考えておくのが良いでしょう。地域によっても相場は変わり、都市部だとこの程度ですが、郊外だと物価が安いので大体この相場から2,000~3,000円程度安くなります。そのため、わざわざ都市部から郊外のサロンに犬を連れて行く飼い主も多いです。

 

また、犬種によって相場よりも料金が高くなってしまうことがあります。特にトリミング費用が高くて有名なのがトイプードルです。トイプードルは毛がクルクルとしたくせ毛なので、その分高い技術が求められます。そのため、トイプードルはトリミングに時間がかかることが多く、トリミングの相場は小型犬でも8,000~10,000円程度と考えておきましょう。

 

ただ、トリマーは賃金の安さが問題視されている職業のうちの一つであり、この問題を解決するためにトリミング料金が徐々に上がってきています。確かに高い技術を持ったトリマーにトリミングを頼むとなると料金も高くなってしまうことが多いですが、トリマーはペットをかわいくカットしてくれるプロです。それにあまりにも料金が相場より安すぎるサロンはトリマーの技術が未熟だったり、ペットの扱いが雑だったりすることがあります。確かにトリミングは1~2ヶ月に1回必要であり、ペットを飼ううえで大きな出費となってしまいますが、サロンに関しては値段よりトリマーの技術力を重視したうえで選ぶのがおすすめです。

 

トリミングサロンを選ぶ時のポイントは?

それでは、良いトリミングサロンを選ぶにはどんな点に気を付ければ良いのでしょうか。まず絶対に確認すべきなのが動物取扱業の許可を取っており、責任者がいるかという点です。動物取扱業の許可を取得していないサロンは違法に営業されているので、許可を得て営業されているサロンよりもトラブルが起こる可能性が高いでしょう。それに、スキルを持ったトリマーが在籍していることも少なく、カットの出来上がりも悪くなってしまいます。そのため、必ず動物取扱業の許可を得ているサロンを利用しましょう。

 

トリマーは無資格でも目指せる職業です。そこでトリマーの技術力を見極める方法として、民間資格を取得しているかどうかが挙げられます。民間資格は国ではなく企業が認める資格なので、国家資格と比べて信頼度は落ちてしまいますが、トリマーは個人の技術力が売上に大きく影響する職業です。そのため、自分の実力を証明するために民間資格を取得するトリマーは多く、持っている資格で技術力を判断しましょう。また、トリミング中の様子が見えるかどうかも大切です。実際にトリミング中にペットが怪我をしてしまい、訴訟問題になるケースは少なくありません。それに、ペットの様子が見えないと不安ですよね。したがって、ペットも飼い主も安心してトリミングができるようにトリミング中の様子が外から見えるサロンを選びましょう。

 

それに加えて、カウンセリングをしっかり行ってくれるサロンかどうかもサロン選びにおいて大切です。犬も人間と同じで、1頭1頭性格が異なります。そのため、サロンにペットを預けることに不安を感じている飼い主も多いでしょう。したがって、カウンセリングを丁寧に行い、犬の性格を理解したうえで少しでもストレスなくトリミングを行ってくれるトリマーに預けることが大切です。カウンセリングを丁寧に行ってくれるサロンならトリミングが終わった後もトリミング中の様子を細かく教えてくれるところが多いので、予約の電話をする際のカウンセリングで安心してペットを預けられるサロンかどうかを判断しましょう。

 

そして最後に大切なのが通いやすさです。ペットにとって長距離の移動はストレスになってしまいます。それに、先ほど説明した通り、トリミングは1~2ヶ月に1回程度の頻度で行く必要があります。そのため、あまりにも遠い場所のサロンだと通いにくくて最終的に家から近いサロンに変えてしまう人は多いです。何度もサロンを変えることもペットにとっての負担になってしまいます。したがって、無理なく通える範囲内にあるサロンを利用しましょう。

 

腕の良いトリマーがいるトリミングサロンを見つけたいのであれば、近所をお散歩している犬の中でも特にかわいくカットされていると感じた子の飼い主の方に聞いてみるのがおすすめです。インターネットでも口コミをチェックすることができますが、誰でも書き込みができるので内容が事実か嘘かわかりません。実際にサロンを利用した人から聞いた情報はインターネットの情報よりも圧倒的に信ぴょう性が高いと言えます。近所の飼い主ネットワークを駆使して良いサロンに関する情報を集めましょう。

 

トリミングサロンを利用するうえでのルール・注意点

トリミングサロンを利用するにあたってはルールが存在します。ルールを理解していないと施術してもらえないこともあるので、ルールを理解したうえで利用しましょう。

 

基本的に、予防接種は必ず行ってからサロンを利用しましょう。トリミングサロンは自分のペット以外の犬も利用するので、ワクチンを接種していないと他の犬から病気を移されてしまったり、逆に他の犬に病気を移してしまったりする可能性があります。ペットが健康に毎日を過ごすためにもワクチンや予防接種は必ず行いましょう。基本的にペットサロンに限らずドッグランなどたくさんの犬が集まる場所は最低限狂犬病ワクチンと混合ワクチンを接種していないと利用することができません。このような場所では1年以内にワクチンを接種したことを証明する混合ワクチン接種証明書・狂犬病ワクチン接種証明書の提出が求められます。混合ワクチンは5,000円、狂犬病ワクチンは6,000~7,000円程度で接種できる病院が多いので、毎年忘れずに予防接種を行いましょう。

 

また、ワクチンだけでなく、ノミ・ダニの駆除もトリミングサロンを利用するうえで必須です。ノミ・ダニは小さくて人間の目では見つけにくく、ノミ・ダニを駆除せずにトリミングサロンを利用すると他の犬に移ってしまう可能性があります。それに、トリミングサロンを営業するには第一種動物取扱業者(保管)を取得しなければいけません。この資格では最低1日1回の清掃を義務付けており、サロンは常に清潔な場所であるべきと考えられています。そこでノミ・ダニが付いている犬がサロンに来ることで他の犬に移ってしまえば営業に支障が出てしまうでしょう。実際にノミ・ダニが駆除されていない犬の施術を断っているサロンが多く、ノミ・ダニを駆除したうえでサロンを利用しましょう。

 

次にペットの体調が悪い場合はトリミングサロンを利用してはいけません。トリミングサロンに来る犬の中には病弱な子もいます。そこで病気を移してしまえば最悪サロンの営業にも影響しかねません。それに、トリミングサロンに連れてこられるペットの体調がさらに悪くなってしまう可能性もあります。そのため、トリミングサロンは必ず体調が良い時に利用しましょう。無理に体調が悪い時に連れて行ってもサロンからトリミングを断られる可能性が高いです。

 

次に、ブラッシングは家で済ませたうえでサロンに行きましょう。特に毛が長い犬だとこまめにブラッシングをしてあげないと毛が絡まって毛玉になってしまいます。毛玉が多い状態で施術を行うと、機材の故障やカット中の怪我など様々なトラブルに繋がるでしょう。ブラッシングをせずに毛玉が多い状態でサロンに行くと、追加でブラッシング料金を取られてしまう可能性が高いので要注意です。特に老犬の場合トリミングはかなりの体力的な負担になります。そのため、少しでも施術時間が短くなるように日頃からブラッシングをしてあげましょう。そうすればブラッシングにかかる時間が短くなり、ストレスを軽減できます。できれば爪切りや耳掃除も済ませてカットするだけの状態にしてあげるのがおすすめです。

 

ペットのストレスを軽減するために、小さい頃から行きつけのサロンを決めておくのもおすすめです。先ほど説明したように、犬にとって慣れない場所に行き、慣れない人と接することはストレスです。そのため、トリミングに関しても慣れないと暴れてしまったり吠えてしまったりする可能性があります。それに、犬1頭1頭で性格が異なりますが、トリマーも自分が担当する犬全ての性格を覚えるのは難しく、小さい頃からサロンを訪れてトリマーと顔馴染みの関係になっておけばペットも安心して施術を受けられます。大体ワクチンの接種が完了した生後3~4ヶ月から対応しているサロンが多いので、なるべく早いうちからトリミングサロンに通って慣れさせると良いでしょう。

 

そして、商業施設などに設置されているトリミングサロンを利用する場合には施術中に飼い主がサロンから離れることも多いです。この場合は必ずすぐにサロンからの電話に対応するようにしましょう。サロンからの電話の内容は施術が終わったことを知らせるだけでなく、施術中に怪我をしてしまったなど早急な対応が求められる内容のものであることも少なくありません。そこで飼い主が電話に出ることができないとサロン側の判断で処置されることとなります。そうすると勝手に追加料金を取られるなどサロンとのトラブルに繋がってしまう可能性があるので、施術中にサロンから離れる場合は電話にはいつでもすぐに出ることができる状態にしましょう。

 

料金よりも安全性を考えたうえでサロンを決めよう!

トリミングサロンの料金は毎月必要な出費として高額に感じる人も少なくありませんが、家族の一員であるペットが快適に毎日を過ごすために欠かせない出費です。確かに毎月自分が支払える金額であることも大切ですが、あまりにも安すぎるとペットの安全が保証されません。したがって、値段よりもサロン・トリマーの質を重視し、安心してペットを預けられるサロンを利用しましょう。